ビタミンC

~ビタミンCの特徴と調理法~
ビタミンCは水溶性ビタミンですので、熱と水に弱い栄養素です。
ですので調理する場合は洗いすぎたり、ゆですぎたり、水にさらしすぎたりすると栄養素が失われてしまいますので、生で食べられる食物の場合はできるだけ生で、調理する場合は「ササッ」と手早く調理しましょう。
また、ゆでる・煮るよりも、炒め物のほうが損失が少なくてすみますし、水溶性ですのでスープなどとして料理するのもいいでしょう。
~ビタミンCの効能・効果~
・ウイルスや細菌感染を防ぎ、免疫力を高める

・活性酸素除去
・抗酸化作用(老化防止)
・血中コレステロールを下げ、生活習慣病の予防、発ガン物質の生成を抑える
・皮膚や粘膜の健康維持を助け、肌荒れ(シミ・そばかす)を予防し、美肌効果(美白効果)
・コラーゲンの合成を促進
・鉄分の吸収を助ける
・風邪予防
・貧血予防
・疲労回復
・ストレス解消
~ビタミンCが多く含まれている食べ物(食品)~
・柑橘系の果物全般

・アセロラ
・レモン
・イチゴ
・グレープフルーツ
・パセリ
・ブロッコリー
・カリフラワー
・ピーマン
・じゃがいも
・さつまいも
・小松菜

・大根の葉
・ほうれん草
・ゴーヤ
・ゆず
・緑茶
ビタミンCは柑橘系の果物をはじめ、野菜類、特にイモ類に多く含まれている栄養素です。
~ビタミンCの摂取量~
ビタミンCの推奨量は1日約100mgといわれていますが、タバコを吸う人や、疲れている人、ストレスを感じている人はこれ以上に摂取する必要があるといわれています。

しかしビタミンCを1日2000mg以上摂取すると、下痢を起こしたり、ビタミンCを排泄する際に他のビタミンやミネラルまで排泄されることもありますので注意が必要です。
また酸化を防ぎ、ワキガ予防・体臭予防が期待できるからといって、ビタミンCを1度に大量に摂っても尿として排出されますので、時間を空けて小まめに摂取することが理想的です。
もちろんビタミンCを摂取したからといって、すぐにわきがや体臭のニオイを抑える効果があるわけではありません。毎日の積み重ねが大切なのです。
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