ビタミンE

~ビタミンEの特徴と調理法~
ビタミンEはギリシャ語でトコフェロール(Tocopherol)とも呼ばれ、妊娠・授乳期には欠かせない栄養素としても有名です。

またビタミンEは油脂に溶ける脂溶性ビタミンですので、熱を加えて調理しても栄養素が失われることはほとんどなく、さらにビタミンEはビタミンCと一緒に摂取すると、吸収力を高めてくる効果が期待できます。
しかしビタミンEは鉄分と一緒に摂ると栄養素が壊されてしまいますので注意しましょう。
~ビタミンEの効能・効果~
・強力な抗酸化作用で酸化を防ぎ、老化防止・体臭予防
・動脈硬化や心臓病、ガンなど生活習慣病の予防
・視覚・視力を正常に保つ
・ホルモンの分泌を整え、生理不順を予防し、生殖機能を正常に維持する
・末梢血管を拡張し血液循環をよくし、肌あれ(シミ)防止、冷えの予防
~ビタミンEを多く含む食べ物(食品)~
・植物油(オリーブ油・ひまわり油・綿実油・サフラワー油)

・レバー、牛肉
・小麦胚芽
・ナッツ類(アーモンド・ピーナッツ・落花生)
・大豆製品
・西洋かぼちゃ
・赤ピーマン
・モロヘイヤ
・ホウレンソウ

・アボカド
・うなぎ
・たらこ
・あんこう
・ホタテの貝柱
・バター(マーガリン)
~ビタミンEの摂取量~
ビタミンEの推奨量は1日、成人男性10mg・成人女性8mg・妊婦10mg・授乳婦11mg、1日上限量は600mgといわれています。
現代の日本人の普段の食生活ではビタミンEの過剰摂取の心配ありませんが、サプリメントからビタミンEを摂る場合は摂取量を守るようにしましょう。
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